yuisel

経営支援

売上はあるのに利益が残らない会社の確認ポイント

売上が増えているのに手応えがないときは、全社の合計だけでは原因が見えにくくなります。まずは案件や商品ごとに、どの費用と追加作業が発生したかを整理します。ここでは経営課題を発見するための確認方法を紹介します。

比較条件をそろえる

まず比較する月、売上の集計基準、費用の計上範囲を確認します。月によって大口案件や臨時費用がある場合は、単月だけで判断しないことが大切です。利益と預金残高は別の情報なので、請求・入金予定も別表にします。会計処理や資金計画の判断は、必要に応じて税理士などへ確認してください。

案件別に追加作業を見えるようにする

見積時の予定と実績を比べます。外注費や材料費だけでなく、再訪問、修正、調整、問い合わせ対応に使った時間も記録します。全件を細かく調べるのが難しければ、直近の代表的な案件から始めます。「忙しかった」で終わらせず、予定外だった作業を具体化します。

値引きと提供範囲をセットで確認する

値引きの回数、理由、承認者を確認します。価格を下げたのに提供範囲が増えていれば、採算を圧迫する可能性があります。追加対応を無条件で引き受けている場合は、標準の範囲と別見積の条件を明確にします。価格の変更だけでなく、見積の伝え方や業務工程も検討対象です。

最初の改善は一つに絞る

例として「追加作業は着手前に記録と確認を行う」を一業務で試します。確認する指標は、追加作業の記録率、未請求の件数、調整時間など。これは管理方法の例であり、利益改善を保証するものではありません。実施前後の事実を見て、続けるか修正するかを決めます。

実行前の確認リスト

  • 売上と利益と入金を区別している
  • 追加作業の発生理由を記録している
  • 改善担当と振り返る日を決めた

あわせて読みたい

本記事は株式会社yuiselが、経営支援・住まいの相談・住宅修繕DXの検討に役立つよう、業務整理の考え方をまとめたものです。記入例は説明用であり、導入実績や効果の保証ではありません。サービスの最新情報は各サービスページをご確認ください。