経営支援
社長依存から抜ける90日実行計画の作り方
社長依存を減らすために、仕事をそのまま社員へ渡しても確認が増えることがあります。渡すべきものは作業だけでなく、判断の基準と、迷ったときに戻せる経路です。90日は、一つの業務でそれを試し、見直す期間として使えます。
1〜14日目:判断が集中する場面を記録する
直近1週間に代表者へ来た確認を並べます。「値引きの可否」「訪問日の変更」「発注の承認」など、行為が分かる粒度にします。それぞれの回数、待ち時間、必要だった情報、誤判断時の影響を記録。まずは頻度が高く、条件を文章にしやすい一業務を選びます。
15〜30日目:任せる範囲と例外を決める
任せる担当、判断できる条件、必ず上げる例外を一枚にまとめます。例えば日程変更なら、顧客了承・担当者空き・追加費用の有無を確認項目にできます。金額や権限の上限は自社の規程に合わせて決めてください。試行中の判断を代表者が振り返り、基準を修正できるようにします。
31〜60日目:毎週、止まった理由を見直す
見る指標は多くても三つ程度に絞ります。例として、代表者への確認件数、回答までの時間、手戻り件数があります。件数が減っても手戻りが増えたなら、任せ方を再調整します。週次レビューでは担当者を責めず、足りなかった情報や基準を特定します。
61〜90日目:継続できる形にする
試行前後を同じ期間・条件で比較します。成果が出た基準を手順に組み込み、担当不在時の代替者も決めます。うまくいかなかった場合は、対象が広すぎたか、必要な情報が不足していたかを整理します。90日で全業務を変えるより、一業務を安定させて次へ広げる設計が現実的です。
一行計画の記入例
「対象:訪問日変更/担当:受付責任者/期限:30日目までに試行/完了条件:判断基準と例外を文書化し、対象案件で運用/週次確認:確認件数と手戻り」を一行にします。これは記入例であり、特定企業の実績ではありません。計画には、実施することに加え、止める作業も書いておきます。
実行前の確認リスト
- 任せる判断が具体的になっている
- 例外の相談先が決まっている
- 同じ定義の指標で週次確認できる
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本記事は株式会社yuiselが、経営支援・住まいの相談・住宅修繕DXの検討に役立つよう、業務整理の考え方をまとめたものです。記入例は説明用であり、導入実績や効果の保証ではありません。サービスの最新情報は各サービスページをご確認ください。
